小説に夢中 | 小説家を夢見る毎日…日々の事、本の事、いろんなことを綴っていきたいと思います♪

あれは数カ月前、近所に住む友人の家にお呼ばれした時のことです。彼女がお取り寄せしたというスィーツがあんまり美味しかったので、お店と商品名を教えてもらい、我が家でもお取り寄せしてみました。テレビなどでそういったスィーツが取り上げられることがありますが、我が家では初めてのことです。
それはメロンパンをラスクにしたものだったのですが、皮の部分がサクサクとした、しかし軽すぎない独特の歯ごたえで、とても美味しかったのです。たっぷりまぶされた砂糖はサラサラとして、すっきりした程よい甘さ。送料が無料になる金額の個数を買ったのですが、3日ほどでなくなってしまいました。家族からも好評だったので、それ以来、気になったものを少しずつお取り寄せしてみています。
最近のお気に入りはお麩を使ったおまんじゅうです。塩漬けのサルトリイバラの葉で包まれているもので、爽やかな良い香りがします。このおまんじゅうの、しっとり、ひんやりとした舌触りがとても好きで、しかも手が汚れにくいので、ついつい小説を読んでいる時や、テレビを見ている時などに手を出してしまいます。1度お気に入りになると飽きるまでとことん食べてしまう性分なので、当分はこればっかりになる模様です。

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5月/15

8

読書のお供に高級チョコレート

本を読むときに、必ずお菓子をお供にするようにしています。お供にするのは、いつもチョコ。最近のお気に入りは友達からもらった外国製のチョコレート。最近はいろんな国のチョコレート店が日本に出店していて、気軽に楽しむことができるので嬉しいです。チョコレートと言えばベルギーが有名ですけど、おいしいチョコレートが他にもたくさんあるんですよ。
チョコレートの本というと、手作りチョコの本が一般的かもしれませんが、世界中のチョコレートを紹介している本とかもたくさんあるんです。そういう本を読んでいると、著者の方々がどれほどカカオの魅力に引き込まれているのかというのがよくわかります。おいしそうだと感じさせるだけでなく、食べてみたい!って思わせるのはとってもすごいです。知らないお店が紹介されていると、ついつい味を確かめてみたくなるんですよねえ。でも、そこそこ良いお値段がするものなので頻繁にはできません。友達も大のチョコ好きなので、共同戦線とでも言うのでしょうか。一番小さい箱のものを買って、二人で分け合うのが幸せなんですよね。
読書の時にはその幸せをかみ締めながら、物語の世界に飛び込むんです。いえ、正確にはかみ締めては居ませんね。高級なチョコレートは舌の上で溶かすもの!と聞いたので、ゆっくり舐めているのです。

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4月/15

22

おみくじを引いて

神社にお参りに行くと、必ずと言っていいほどおみくじを引いてしまいます。あんまり頻繁に引かない方が良いような気もしますが、気づけば初穂料を入れる箱に小銭をチャリン。大吉が出るとやっぱりうれしいですね。目標がある時に、神様からの後押しとも思えるような文言が載っているとうれしさも倍増です。吉や小吉なら、まあ、これから運気が上がっていくんだなあ、と自分に都合の良い解釈をします(笑)。
おみくじを結ぶと、悪い文言が浄化されるとも、書かれた通りに縁が結ばれて願い事が叶うとも言いますよね。もっぱらその時の結果によってやはり自分に都合が良い解釈をしつつ、隅っこに結びます。参拝者の多い神社だと、おみくじを引く人も多くて、結んだそれがぼろぼろと地面に散ってしまっていることもあるので、隅っこなら落ちにくいかな……というこすっからい計算。
先日、旅行先でちょうど結婚式を挙げている最中の神社に参拝する機会がありました。賽銭箱を隔てた向こうに、紋付き袴の花婿と、白無垢の花嫁の後ろ姿が見えました。神前式ってすてきですね。それだけでとてもラッキーな気分でいたところ、帰りに寄った駅の書店でたまたま目に止まった小説がとても面白くて、一気にその作家のファンに。とても良い日でした。

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4月/15

7

旅先での素敵な出会い

旅先であれこれと写真を撮っていた時のことです。その時撮っていたのは、とある小道に一定の距離ごとに建てられていた石碑でした。その辺りは昔から景勝地として有名だったので、古くは江戸時代から、その土地を題材にした小説や和歌が作られていたようです。それらの作品を1つ1つ紹介した石碑が、季節の花と共に小道を飾っていたのですね。好きな作家や作品が多く、夢中になって撮っていました。折しも夕暮れ時の、アンニュイな光加減が素敵な時間帯でした。
その時私に話しかけてきてくれたのが、地元に住んでいるというおじいさんでした。人なつこい笑顔がとても印象的な方で、その小道に関する地元民ならではの雑学をあれこれと伺うことができました。
そして最後に教えてもらったのが、「最寄り駅近くにある観光案内所に行けば、全部の石碑の写真付きのパンフレットがもらえる」ということ。「先に教えて下さいよ~(笑)」なんて冗談でツッコませていただいたりなんかして。
ちょっと驚いたのが、別れ際におじいさんから頭を撫でられたこと。帽子をかぶってマスクをしていたので、うまいこと肌が隠れて、若いお嬢さんのように見えたのでしょうか。でも、ちっとも不快ではなく、むしろとてもうれしかったです。何だか祖父に撫でてもらったようで。こういう出会いがあるから、旅は楽しいですね。

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3月/15

23

なぜか惹かれてしまう怪談

この間、友人の家に遊びに行ってきた時のことです。真っ昼間から怪談で盛り上がってしまいました。私たちは2人とも、怪談が大好きなのです。そして私はホラー小説派、彼女はホラー映画+体験談派。怖い話は大好きだけれども、あくまでフィクションに留めておきたいのが私、その逆が友人、といったところでしょうか。
何でも彼女の友人が近隣の肝試しスポットに面白半分で出掛けた際、「憑かれて」しまって大けがを負い、お寺に行かなければならない羽目に陥ったのだそうです。その肝試しスポットの話は初耳で、詳しい場所を聞いてみると、ちょうどその入口付近を、友人宅に来る途中に通ってました。
――知らなきゃよかった、と思っても後の祭りですね。帰り道は別のルートを通って帰りました。「憑かれる」なんてまっぴら御免です。幽霊の存在を全面的に信じているわけではありませんが、ほら、自己暗示に掛かることくらいはあるかもしれませんし。
後日、彼女を助手席に乗せて、郊外のショッピングモールに出掛けることになりました。「あ、ほら、あそこあそこ」――不意に彼女が指さした先を見れば、そこはネット上で有名な心霊スポットだそうで、それにまつわる怪談が彼女の口から滔々と……。
やっぱり、帰りは別ルートを通りました。でもなぜか、心のどこかでその状況を楽しんでいる自分もいて。不思議です。

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3月/15

8

遠方の図書館

先日、少し遠方にある図書館に車で行ってきました。なかなか通えないのでほとんど利用していなかったのですが、たまたまその近辺に用事があったので、帰り際に寄ってみました。時間帯は夕方でした。市内の図書館の中では1番新しく、デザイン性も高い建物だったので、夕日の中に陰影濃くそそり立っている光景はちょっとしたアートのようでした。誇張でなく。
中に入ってみると、窓から落ち掛かるとろとろとした金赤色の夕明かりがとても綺麗でした。書棚の影が長く延びています。荘厳で穏やかな時間が、そこに満ちていました。書見テーブルに座って本を読んでいる人たち。検索端末とにらめっこしている人たち。おはなしコーナーで寝そべりながら絵本を読んでいる子供たち。足音を控えながら書棚の間を探し歩く人たち。とてもすてきな光景で、どうして今までここを利用しないでいられたのだろうと思いました。
空間の雰囲気って大事ですよね。特に読書のように、集中することが必要な趣味の場合は。周りの環境が集中することを許してくれる、あるいはそうできるように盛り上げてくれるというのは、とてもありがたいことのように思います。特に私は集中力がなくて、しかも場の雰囲気に左右されやすい流されやすい性格なので、「合わない」と思った図書館へは足が遠くなりがちです。
やはり遠方なので、そうしょっちゅう利用できるわけではなさそうですが、機会を見て1日中籠もってみようと思いました。

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2月/15

20

ラブコメに魅せられて

最近、とても面白い小説に出会いました。それはとある作家のデビュー作。デビュー作にはその人の才能の全てが現れる、と言いますよね。御多分に漏れず、とてもすばらしい作品でした。ジャンルはラブコメ。主人公たちの掛け合いが特に秀逸だと感じました。言葉の卓球の場合もあれば、言葉のドッジボールの場合もありました。ポンポンとテンポよく投げ返されていく台詞の応酬が、読んでいてとても心地よかったです。頭の中にリズムが生まれるようで、読み終わった後は側頭部の辺りがジーンと熱くなっていました。
伏線の回収っぷりもお見事。特に巧いと感じたのはタイトルでしょうか。全体的にとても明るいラブコメだったにも関わらず、タイトルはちょっとネガティブさを感じさせるものだったのです……が、逆説的にそれが主人公たちのハッピーエンド、もといラブラブっぷりを読者に見せつける強烈なスパイスになっている。実にハイクオリティ。お見事です。
こういう小説にふとした瞬間に出会えるのがうれしいから、書店をつい徘徊してしまうのかもしれません。出会ったきっかけが店頭で目についてたまたま……というのが今では嘘のようです。すっかり魅せられてしまい、既刊はすでに全て揃えて読破済み。新刊が楽しみです。

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2月/15

3

年代別に感じる絵本の魅力

いつも利用している図書館で、絵本の特設コーナーに出会いました。それはとある童話の絵本を、年代ごとに並べたもの。時代によって随分と絵柄が違うのですね。題字のフォント等にも流行廃りがあるようで、とても興味深かったです。
私の書棚にも、子供の頃愛読していた絵本がまだ残っています。基本的にはお姫様か、かわいい女の子が出てくるものばっかりです。キラキラした瞳、ふさふさの髪の毛、綺麗なドレス……今でも少し憧れます。女性の永遠の憧れ、なのかもしれません。
これらの絵本をふと取り出して眺めてみると、やっぱりちょっとクラシックな印象は否めません。少なくとも【イマドキ】のものではない。でも、思い出補正の力か、たとえ時代遅れの絵柄や装丁でも、とても素敵に見えます。今の女の子たちも、大人になって自分たちが愛読していた絵本に触れるとき、私と同じような気持ちを抱くのかもしれませんね。
面白かったのが、私の母を連れてもう一度その図書館の特設コーナーを見に行った時のこと。母が目を輝かせたのは、やはり彼女が少女だった頃に出版されていたもの。私からすると「うーん」だったのですが、彼女にとっては違うのですよね。一生のうちのほんのわずかな時期だけ触れた、特別な本――その存在価値は、きっと一生変わらないのでしょうね。

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1月/15

18

蔵書の虫干し

一部の蔵書の虫干しを行いました。古書街で買ったかなり古い本をクローゼットに溜め込んでいたので、これはちょっとと。虫害に遭う前に虫干しを、と友人に奨められたので、やり方を教えてもらいながらがんばりました。本を長持ちさせるためには、虫干しが欠かせないそうです。窓を開け、風通しを良くし、本を開いて太陽光を軽くあて、湿気を追い出して。ついでにあのにっくき紙魚のヤツもまとめて退治。
本はどうしても酸化して変色してしまうそうです。長持ちさせたいなら、時々はこうして太陽光にあててやった方が良いのだとか。特に古い本ならなおさら。なるほど、勉強になります。
終わった後はさすがに疲れました。ずっと家で、本をクローゼットから出して開いて、なんてやっていたので、近くのコーヒーショップでホッとひと息。肉体労働(笑)の後は軽食がおいしいですね。クリームたっぷりのコーヒーもおなかに染みわたるようです。
その後はそのままだらだらと過ごして友人と別れ、帰宅。今度は友人の蔵書の虫干しを手伝うことが半ば強制的に決まっていましたが、親しい友人同士だからこそ、ギブ&テイクが大事ですよね。がんばってきます。……でもとりあえず、筋肉痛が治ってからにしてほしい(笑)。

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1月/15

4

ある少女小説の思い出

昔、とある女性教諭にもらった小説があります。後に大ヒットを飛ばすことになる少女小説家の作品で、まだデビューしたてのぎこちなさが残っていました。そもそもなぜその女性教諭がその作品をくれたかというと、「家の書棚の整理をしたから」、「あなた小説好きよね」というとても簡便な理由。彼女が私の小説好きを把握していたのがうれしかったですね。それに、その頃の私はまだバイトできる年齢ではなく、何もかもお小遣いでやりくりしていたので、文庫本1冊買うのもかなり勇気が要る時期でした。
さっそく家に持ち帰って、無我夢中で読みました。面白かったです。それがきっかけとなり、今でもその少女小説家の作品は新刊が出ると欠かさず購入しています。
翌日、感想を伝えに行くと、彼女も結構その作品が好きだったらしく、昼休みの間中、職員室で話すことになりました。翌年、彼女は職場恋愛をして別の学校に転任ということになったのですが(夫婦で同じ学校に勤めるということはまずないそうです)、今でも年賀状で交流があります。
彼女にもらった小説は、今でも大事にとってあります。もうだいぶボロボロなんですけどね。閉店してしまって今はない書店のカバーがついていて、手に取るとノスタルジーに駆られます。とても良い思い出です。

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